スタートアップと共に成長するアクセラレーションキャピタル 「Beyondge Capital」 とは

Beyondge Capitalとは何か──「アクセラレーションキャピタル」という新しいスタートアップ投資の形
スタートアップへの投資環境は、この数年で大きく変化しています。資金調達の多様化が進む一方で、多くのスタートアップが直面しているのは「お金はあっても成長できない」、「イグジットまでたどり着けない」という課題です。事業計画の策定、組織の立ち上げ、大企業との連携、採用、ブランディング、成長のボトルネックは多くの場面で発生します。
ベンチャーキャピタル(VC)からの出資は、スタートアップにとって貴重な成長資金となる一方で、出資後の支援が限定的であることも少なくありません。ファンドの運用期間やリターンの制約から、出資先に対して十分なハンズオン支援を行うことが難しいという構造的な課題があります。
こうした背景の中、Beyondgeが運営する「Beyondge Capital」は、従来のVCとは異なるアプローチで、スタートアップの成長を支援しています。
Beyondge Capitalのコンセプトは「Beyond Growth with You」。スタートアップと共に成長していくことを掲げる「アクセラレーションキャピタル」として、単なる資金提供にとどまらない、一歩踏み込んだ伴走支援を特徴としています。
その特徴は、大きく3つに集約されます。
①CXO・アドバイザーとしての伴走
Beyondge Capitalでは、出資先のスタートアップに対して、代表やメンバーがCXOや取締役・役員、事業責任者等として直接経営に参画します。レポートを納品して終わるコンサルティングではなく、経営の意思決定の場に身を置き、成果が出るまで共に走り続ける姿勢が根幹にあります。
②オープンイノベーション型の成長支援
Beyondgeが持つ大企業とのネットワークを活用し、スタートアップの事業成長につながる戦略的提携やJV設立を支援します。スタートアップ単体では実現し得ない成長機会を、大企業との共創によって創出するアプローチです。
③自己資金による柔軟な投資スキーム
外部の投資家・LPから資金を集めたファンドではなく、自己資金を基本的な投資原資とすることで、投資判断やイグジットのタイミングに制約を受けず、出資先の成長フェーズに応じた柔軟な支援を実現しています。
出資先選定の哲学──「一緒に成長していけるか」
Beyondge Capitalが出資先を選定する際に最も重視しているのは、事業の将来性だけではありません。「一緒に成長していけるマインドセットを持っているか」という点です。
具体的には、①成長に向けて一緒に取り組めること、②Beyondgeが持っていないノウハウ・技術を保有していること、③Beyondgeの成長にもつながる事業を展開していること、この3つの観点を重視しており、一方向の支援ではなく、双方向の価値創出を前提とした「共成長」の関係を志向しています。
この哲学は、Beyondge自身がスタートアップの創出・育成・イグジットを自ら経験してきたことに裏打ちされています。大手コンサルティングファームやベンチャーキャピタルといったプロフェッショナルとしての経験と、スタートアップ・ベンチャーの両方を知るメンバーが揃っているからこそ、机上の計画ではなく、現場に入り込んで共に成長していくことができるのです。
Beyondge Capitalのポートフォリオ──9社の出資先と各社のビジネス概要
Beyondge Capitalは現在、ロボティクス、ペットテック、HR、バイオ、セキュリティ、マーケテック、AIエージェントなど、多様な領域にまたがる9社のスタートアップに出資しています。各社の概要と、Beyondgeとの連携について紹介します。
Senxeed Robotics株式会社──サービスロボットで社会実装を推進
Senxeed Roboticsは、2020年に設立されたサービスロボットの企画・開発・運用を行うスタートアップです。Beyondge代表の野上がCOO(最高執行責任者)として、共同創業の上で経営に参画し、官公庁や大企業とのオープンイノベーションを通じた成長を実現してきました。
▼ 公式サイト:https://www.senxeed.com
▼ 事例記事:Senxeed Robotics X Beyondge
株式会社ポンテリー(Pontely)──ペットの「一生」を科学で支える
ポンテリーは、ペットの遺伝子検査を起点に、お散歩IoTデバイス「Pontely Tag」、健康管理アプリ、そして健康ペットフード「Wolf Insight」まで、ペットのライフサイクル全体をカバーする事業を展開するペットテックスタートアップです。
Beyondgeからは2名が取締役として参画し、M&A戦略の策定からソーシング、デューデリジェンス、交渉、PMIに至るまでを一貫して支援。ペットフード事業の買収を通じて事業ポートフォリオを拡大し、通年の黒字化を達成しました。
▼ 公式サイト:https://www.pontely.com
▼ 事例記事:Pontely X Beyondge
株式会社NEWONE──エンゲージメント向上で組織を変える
NEWONEは、企業のエンゲージメント向上を中心とした組織開発・人材育成コンサルティングを展開するHRスタートアップです。Beyondge代表の野上がCSO(最高戦略責任者)に就任し、IPOに向けた全方位でのバリューアップ支援を実施。事業計画・資本政策の策定からIPO後の成長戦略、人的資本コンサルティング事業の立ち上げ、採用強化、ブランディング・PRまで、経営の全領域にわたる支援を行っています。
▼ 公式サイト:https://new-one.co.jp
▼ プレスリリース:NEWONE CSO就任
▼ 事例記事:NEWONE X Beyondge
株式会社Secual──スマートセキュリティで「安心な暮らし」を実現
Secualは、工事不要で導入可能なホームセキュリティサービス「Secual Home」をはじめ、スマートタウン統合サービス「NiSUMU」、賃貸住宅向け「NiSUMU RENT」、高齢者向け見守りサービス「NiSUMU CARE」など、暮らしの安心を包括的に支えるホームテック企業です。
▼ 公式サイト:https://secual-inc.com
株式会社AntAI──業界特化型AIエージェントで日本のAI活用を加速
AntAIは、Beyondgeとシリアルアントレプレナーの石川拓也氏が共同で2026年3月に設立した、AIエージェント事業を専門とするスタートアップです。「Ending tasks with AI ─ あらゆる細部にAIを宿し、作業から人間を解放する」をミッションに掲げ、AI導入コンサルティング、業界特化型AIエージェントの開発、マイクロAIエージェント開発の3軸で事業を展開しています。Beyondgeが展開する業界特化型AIソリューション共創組織「Beyond AI Industry Base」の中核パートナーとしても機能しています。
▼ 公式サイト:https://ant-ai.co.jp/
▼ プレスリリース:AntAI共同創業
talentbook株式会社──「働く人」を通じた採用ブランディング
talentbook(旧PR Table)は、企業の採用ブランディングプラットフォーム「talentbook」を運営するHRテックスタートアップです。企業の社員一人ひとりのキャリアストーリーをコンテンツ化し、採用候補者に届ける独自のアプローチで、1,000社以上の大手・成長企業に導入されています。
Beyondgeは採用支援サービスとの相乗効果を見込み出資し、JR西日本グループのデジタル子会社「TRAILBLAZER」への採用ブランディング支援など、大型案件での協業実績を重ねています。
▼ 公式サイト:https://talentbook.co.jp
▼ プレスリリース:PR Tableに出資
PLAINER株式会社──SaaS企業の営業を変えるデモプラットフォーム
PLAINERは、SaaS企業向けにノーコードでインタラクティブなデモコンテンツを作成・運用・分析できるプラットフォームを提供するマーケテックスタートアップです。freee、Sansan、SmartHRなど上場SaaS企業を含む多数の企業に導入されており、営業・マーケティング・カスタマーサクセスの各フェーズでのプロダクト理解の促進に貢献しています。
▼ 公式サイト:https://service.plainer.co.jp
▼ プレスリリース:PLAINERに出資
AOI Biosciences株式会社──ネオセルフ理論で医療の未来を拓く
AOI Biosciences(旧Revorf)は、感染症と自己免疫疾患領域に特化した検査・創薬事業を展開するバイオスタートアップです。独自の「ネオセルフ抗体検査」は厚生労働省より先進医療として認定され、全国270以上の医療機関で実施可能。反復流産や不妊症の診断支援において、生児出生率を1.7倍以上に改善するなどの実績を上げています。また、量子コンピュータ技術を活用した創薬支援事業にも取り組んでいます。
▼ 公式サイト:https://www.aoibio.com
▼ プレスリリース:Revorfに出資
株式会社ラフール── データとAIで組織のウェルビーイングを可視化
ラフールは、組織のウェルビーイングと人的資本経営をデータとAIで支援するHRテック企業です。主力サービス「ラフールサーベイ」は、従業員のメンタル・フィジカル・エンゲージメントを多角的に分析する組織改善ツールで、累計2,200社以上に導入されています。厚労省推奨の57項目に独自の84項目を加えた計141項目の標準設問で、エンゲージメントスコアや離職リスク、ハラスメントリスクを可視化します。
▼ 公式サイト:https://corp.lafool.co.jp
▼ プレスリリース:ラフールに出資
Beyondge Capitalの具体的な支援サービス
Beyondge Capitalの伴走支援は、抽象的な経営アドバイスにとどまりません。出資先の成長フェーズや課題に応じて、以下のような専門サービスを組み合わせて提供しています。
CXO派遣・経営参画──「外部の支援者」ではなく「経営の当事者」として
Beyondge Capital最大の特徴は、経験豊富なメンバーがCXO(CSO/COO/CFO等)や取締役・事業責任者として出資先の経営に直接参画する点にあります。レポートを納品して終わるコンサルティングや、月1回のアドバイザリーミーティングだけで関わる外部支援者ではなく、意思決定の現場と日々のオペレーションに身を置く「経営の当事者」として伴走することで、意思決定の質とスピードを引き上げます。NEWONE(CSO就任)、Senxeed Robotics(COO就任)、Pontely(取締役2名参画)など、出資先のフェーズと経営課題に応じた最適な役割で経営参画してきた実績を持ちます。
オープンイノベーション支援──スタートアップのノウハウで新規事業を成功させる
Beyondgeは、多くのスタートアップ創出・バリューアップの実績と、大手コンサルティングファームでの新規事業支援経験を融合した独自のコンサルティング支援を提供しています。新規事業構想策定・実行支援に加え、スタートアップM&Aによる事業取り込みや、Beyondgeがマジョリティを持って新規事業を創出し一定規模後にクライアントに売却する「バイバックJV」スキームなど、大企業が自社だけでは実現しにくいスピード感と柔軟性を提供します。出資先スタートアップと大企業をつなぐハブとして、共同でのサービス立上や資本業務提携の実現など、多数のオープンイノベーション実績を持っています。
▼ 詳細はこちら:オープンイノベーション支援──スタートアップのノウハウで新規事業を成功させる
事業計画策定・資金調達支援──投資家目線で「次の調達」を勝ち取る
スタートアップが次の調達ラウンドを成功させるには、投資家視点を踏まえた事業計画と資本政策の設計が欠かせません。Beyondgeでは、出資元としての知見と独自のVC・エンジェルネットワークを活かし、事業計画の策定、資本政策・エクイティストーリー策定、ストックオプション設計、VC・監査法人・証券会社等との面談支援・紹介、資金調達プロセス全体の伴走までを一気通貫で支援します。さらに、香港を拠点とするVC「Yitu Capital」との業務提携を通じたグローバルな資本ネットワークも活用しながら、多角的な資金調達戦略を支援します。
Go Beyond HR──採用CXでスタートアップの成長を加速
PMFを迎えたスタートアップにとって、採用の質とスピードは事業成長の速度を直接左右します。「Go Beyond HR」は、RPO(採用代行)の実働力を軸に短期的な採用成果を生み出しながら、採用チームの立ち上げと内製化までを見据えた「再現可能な仕組み」を同時に構築する採用支援サービスです。単なる採用代行ではなく、採用CX(候補者体験)を磨き込むプロセス設計と、採用広報・採用ブランディングを組み合わせることで、スタートアップの「採用力」を経営資産へと変えていきます。実際に、AI・データ分析系ベンチャーでは1年以内に採用体制を完全自走化、大企業のデジタル子会社では設立1年で50名規模の採用を達成するなどの実績を上げています。
▼ 詳細はこちら:Go Beyond HR──スタートアップの成長を“採用CX”で加速する
バリューアップ広報──経営戦略とPRを同期させ、企業価値を高める
「バリューアップ広報」は、従来の「話題づくり型広報」の限界を超え、経営戦略と広報戦略を完全に同期させることで、企業価値そのものを高めるBeyondge独自のアプローチです。事業の上流フェーズ(構想・戦略立案)から広報視点を取り入れ、単なる情報発信ではなく、「事業や組織をつくるプロセスそのもの」に入り込んで価値を共創する経営直結型のハンズオン支援です。コンサルティングチームと広報スペシャリストが伴走し、AI専門機関の技術広報、HRスタートアップのソートリーダーシップ確立、フェムテック事業の共創型メディア構築など、多様な事例で成果を上げています。
▼ 詳細はこちら:バリューアップ広報──単なる話題づくりを超え、成長に直結する戦略広報
イグジット支援──M&Aを「成長の再設計」に変える
かつて「IPOを断念した次善の策」と見なされることもあったM&Aイグジットですが、今やその立ち位置は大きく変わりつつあります。Beyondgeでは、M&Aを「事業の売却」ではなく「成長の再設計」として捕え、戦略策定から実務支援までを一貫してサポートしています。買い手企業との戦略的なマッチング、入札方式を取り入れた競争環境の創出、複雑な資本構成の整理、そして創業者利益と事業継続の両立まで、スタートアップM&Aならではの複雑さに対応します。子会社のリライトキャピタル(旧M&Aキャピタルラボ)と連携したソーシング機能も活用し、実際にデバイス系スタートアップのスイングバイIPO支援や、AIスタートアップの再生型M&A支援などの実績を重ねています。
▼ 詳細はこちら:イグジット支援──スタートアップ経営者のための新しいExit戦略
買収支援(プログラマティックM&A)──「買い手」として非連続成長を加速
M&Aは「売り手」だけでなく「買い手」としても、スタートアップの成長戦略における強力なレバーとなります。Beyondgeは買い手側のM&A支援にも精通しており、戦略策定、ターゲットソーシング、デューデリジェンス、交渉、PMIに至るまでを一貫してサポート。子会社のリライトキャピタル(旧M&Aキャピタルラボ)と連携した独自のソーシング機能を活かし、単発のM&Aではなく連続的な買収(プログラマティックM&A)による事業ポートフォリオの拡張を支援します。Pontelyにおけるペットフード事業買収を通じた事業複線化と通年黒字化はその代表事例です。
▼ 詳細はこちら:プログラマティックM&A
Beyondge Capitalの強み
ここまで紹介したポートフォリオの事例に共通するのは、Beyondge Capitalの支援が「出資」の枠を大きく超えているという点です。CXOとしての経営参画、M&A戦略の立案・実行、大企業との共同プロジェクトの組成、採用チームの立ち上げ、ブランディング戦略の設計――。これらはすべて、外部のアドバイザーとしてではなく、経営の「当事者」として関与してきた実績です。
Beyondge Capitalの母体であるBeyondge株式会社は、Business(事業開発)、Recruiting(採用)、Investment(投資・資金調達)、M&A(事業再編・買収支援)、Technology(AI・テクノロジー活用)の5つの専門領域を持ち、これらを横断的に組み合わせることで成果を創出しています。また、スタートアップM&Aに特化したリライトキャピタル(旧M&Aキャピタルラボ)との連携により、スタートアップの成長からイグジットまでを一貫して支援できる体制を構築しています。
▼ M&Aキャピタルラボ買収プレスリリース:M&A領域を強化
スタートアップの成長に必要なのは「共犯者」である
投資家とスタートアップの関係は、往々にして「お金を出す側」と「お金を受け取る側」という非対称な構造に陥りがちです。しかし、本当にスタートアップが必要としているのは、資金だけでなく、事業の泥臭い現場に一緒に入り込み、成長の痛みを共に引き受ける「共犯者」ではないでしょうか。
Beyondge Capitalが掲げる「Beyond Growth with You」は、単なるスローガンではなく、CXOとして経営に入り込み、自らリスクを共有し、成果が出るまで伴走するという行動によって体現されています。スタートアップのエコシステムがさらに成熟していく中で、こうした「共成長型」の投資モデルが果たす役割は、今後ますます大きくなっていくはずです。
▼資料ダウンロードはこちら:https://www.beyondge.com/download/capital
